第8回「LAAD 2011」が4月12日からブラジルで開催

今回の開催で8回目を数える LAAD (Latin America Aero and Defense)には米国、イスラエル、欧州各国からの展示商談がおこなわれる。
開催ホスト国となるブラジルは、南米大陸で最大の面積(日本の国土の23倍)を誇り、地政学上 10カ国との国境を隣接している。
また、ブラジルは世界でも経済発展が著しいBRICs(Brazil / Russia / India / China)の1つに数えられ、2014年にはFIFA サッカー・ワールドカップ開催、2016年に夏季オリンピック開催など、国際的なビッグイベントのホストを控えている背景もあり、とりわけ軍事・防衛に関する意識が高まっている。
LAADへの出展にあたって、世界第57位(2007年度実績 Defense News発表)の軍事防衛企業 スペイン Indra Sistemas, S.A.(インドラ・システマス社)では、監視・指揮統制・通信・防空・監視レーダー・無人プラットフォーム・自衛用電子戦機器・シミュレーションといった分野の出展を予定。
スペインや、ポルトガル、リトアニア、ルーマニア、そして香港などでも採用されている沿岸監視システム「External Surveillance System」や、ポルトガルとウルグアイで採用済みの Launches 3D レーダー、小型 UAV・Mantisといったものは積極的な売込みが予想される。
その他にも、Indra社はスペイン陸軍がアフガニスタンで使用している各種 UAVやその他関連ソリューション、危機対応用の指揮統制システム CISEM (Integrated Center of Security and Emergency)、UME (Military Emergency Unit)、SIMG (Military Integrated Emergency Management)、潜水艦用衛星通信システム T-SUB、A400M 用レーダー ALR-400、核・生物・化学兵器対策、ヘリコプター搭乗員向けのシミュレーション訓練機材 FAMET などと、目白押しのラインナップだ。

参考記事:
http://www.laadexpo.com/
http://www.defensenews.com/static/features/top100/charts/rank_2007.php?c=FEA&s=T1C
http://www.indracompany.com/noticia/indra-acudira-a-la-feria-latinoamericana-del-sector-aereoespacial-y-de-la-defensa-laad
http://www.indracompany.com/en/noticia/indra-will-attend-laad-latin-america-aeroespace-and-defence-trade-show
http://defense-update.com/wp/20110314_laad-2011-preview.html
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/cs_ame/brasil.html
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