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RQ-4グローバルホーク、最長距離飛行記録をギネス認定へ

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Northrop Grumman Corp. は4日、無人偵察機 RQ-4 Global Hawk が 米国 Edwards AFB (Air Force Base:空軍基地) からオーストラリアの RAAFB(Royal Australia Air Force Base:オーストラリア空軍基地) Edinburgh までノンストップで実施した自力飛行について、「無人の航空機による最長距離飛行記録」としてギネスブックの認定を受けたと発表した。

1998年2月28日の初飛行以来、大型無人偵察機の確固たる地位を築いた偉大な記録の1つといえる。

グローバル・ホークは、現在運用中の無人機の中でも最大の機体を持ち、高度20Kmの上空から30cm四方の物体の識別ができるほどに高い識別能力を持つといわれている。日本では、さきの東日本大震災の際に、福島第一原発の事故状況を調査する為に、グローバルホークが派遣された。

なお、今回の飛行先となったオーストラリアでは 2009 年版国防白書で、HALE (High Altitude Long Endurance) UAV×7 機の調達を決めているが、まだ具体的な動きはない。

RQ-4グローバルホーク、最長距離飛行記録をギネス認定へ
※地図中のRQ-4 Global Hawk はイメージとしての挿入となり、本文と無関係の機体です。

(C)2011 Google - (C)2011 Europa Technologies, GBRMPA, Google, Whereis(R), Sensis Pty Ltd
U.S. Air Force photo/Greg L. Davis


参考記事:
http://www.irconnect.com/noc/press/pages/news_releases.html?d=217712
http://www.airforce.gov.au/bases/edinburgh.aspx


過去の「RQ-4 Global Hawk」関連記事:
防衛省、グローバルホーク導入を検討―中国、北朝鮮の監視強化へ


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