「L.A.ノワール」公式サイト：
http://www.lanoire.jp

前回、7月7日での発売決定についてお知らせした、『L.A.ノワール』(PS3/Xbox360)の続報が届いたでのご紹介しよう。その前に少し前回までにご紹介した内容を少しだけ振り返ってみる。

『L.A.ノワール』の舞台は1947年、ロサンゼルス。ロスの歴史上、最も派手で「最も危険な」時期であった、黄金時代（Golden Age）のハリウッドにおける、刑事たちの活躍をリアルに描き出すといった作品になっている。

ロックスター・ゲームスの協力の下でオーストラリアの開発スタジオ、チーム・ボンディ（Team Bondi）が開発した本作は、MotionScanと呼ばれる、革命的なテクノロジーを導入した。これにより実在する俳優の演技を細かい表情のニュアンスまで完全にスキャンし、直接ゲームに取り込むことが可能となった。リアリティ、細部の描き込み、演技、そして表情が、従来のビデオゲームでは対応不可能だったレベルにまで引き上げられ、全く新しい形で生命を吹き込まれた。
このゲームとテクノロジーの融合は、プレイヤーが初めて経験する、真に迫る「刑事」としての体験を提供するだろう。


チーム・ボンディとロックスタ―・ゲームスが手がける新たな推理サスペンス「L.A.ノワール」 では、ハリウッドが最も輝きを放ち、同時に様々な犯罪が蔓延した時代―――ハリウッド 黄金時代に生きる刑事を描いている。

プレイヤーは、精密に再現されたロサンゼルスの街を舞台に、実際に起きた事件に着想を 得た犯罪や陰謀に対処していく。
本作では、銃撃戦のような従来型のアクションに加えて、捜索や尋問などの活動を行う。 素早く正確な判断力は、犯人との格闘や追跡スキルと同じくらい重要となる。


プレイヤーは、第二次大戦で受勲しながらも自らの行いを償うために刑事に なった、コール・フェルプスとなって事件にあたることになる。
ゲームはミッションやステージでは構成されず、それぞれの課や班で独立した 事件が起こる。 各事件を解決すると、新たなチャレンジが追加され、ロスの闇に潜む真実に 一歩近づくことができるのだ。


事件はいくつかの要素で構成されている。
犯罪現場における手掛かりの捜索、 目撃者への聴取、参考人の尾行、 そして、尋問だ。
尋問パートには「MotionScan」と 呼ばれる革新的な新技術を採用して おり、ゲームのリアルさを飛躍的に 向上させている。 これによって全く新たなゲームプレイ を実現し、プレイヤーは本当の意味 で、刑事となってプレイを体験できる ようになった。

各事件を解決するには、容疑者や目撃者から話を聞き、彼らの嘘と真実を見分け なければいけない。 的確に容疑者を疑い、信用し、証拠を提示して事件の真相に迫ることで、新たな 手がかりや、質問事項が追加されていく。

刑事には銃の腕や車の運転能力だけでなく、直感や推理力が求められる。 プレイヤーは尋問相手の反応や表情を観察し、事件の捜査方針を的確に判断する 必要がある。

このシステムを実現するため、文字通り俳優の細かい表情をキャプチャーし、詳細に 再現できる新たな技術が必要となった。


尋問時のアートデザイン
L.A.ノワールでは様々なカーチェイスや銃撃戦の場面が登場するものの、人との会話から 生み出されるゲームプレイこそが、本作品を真に画期的なゲームとしている。

容疑者を観察し、彼らの反応を分析しながら、容疑者を信用もしくは疑うタイミングや、 集めた証拠を突きつける頃合いを見極めなければいけないため、刑事としての真の資質が 問われることになるのだ。

この場面でこそまさに、MotionScanの真の実力が発揮される。



尋問前に容疑者をうかがっている様子。

不適切な質問をすると貴重な時間や手がかりが失われるほか、間違った追求を すれば容疑者は完全に口を閉ざしてしまい、重要な情報まで逃してしまうだろう。こうしたゲームプレイを可能にしたのがMotionScan技術であり、様々なチャンスを どれだけ活かせるかはプレイヤーの腕にかかっている。


左：容疑者にプレッシャーをかける フェルプスとパートナー。
右：関係者の自宅で聴取をするフェルプス。


左：無実か有罪か？ 真実か自己防衛か？ 尋問 しながら自分自身に問いかけなければならない。
右：引きつる表情やまばたきなど、隠しきれない嘘を つく時の反応を逃さないよう、容疑者の顔を観察 するフェルプス。


刑事の仕事は目撃者に話を聞くだけではない。 この推理サスペンスは、犯行現場や浮上した容疑者を調べるほか、刑事にとって 重要となる様々な仕事で構成されている。

1947年はロサンゼルスの歴史の中で最も荒れた時代のひとつであり、過去に例を 見ない数々の暴行事件、強盗、殺人が横行していた。 容疑者の面通しに立ち会うフェルプス。


刑事であるフェルプスにとって、 銃は最後の手段である。 しかし、危険な街ロサンゼルス では、敵を素早く仕留めなければ 刑事として成功することは できない。


ときには繊細な行動こそが フェルプスの最大の武器となる。 刑事には、気づかれずに 容疑者を尾行することが 日常的に求められる。


フェルプスは巡査として刑事の仕事を学び、やがて昇進してゆく。



L.A.ルノワール
プラットフォーム： PlayStation®3 ／ Xbox 360®
製品仕様 ： 英語音声 ／ 日本語字幕
ジャンル ： クライムスリラー
CERO ： Z （18歳以上）
発売日 ： 2011年7月7日予定
希望小売価格 ： 7,770円(税込)
公式サイト ： www/lanoire.jp
開発元 ： チーム・ボンディ
発売元 ： ロックスター・ゲームス



© 2011 Rockstar Games, Inc.


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