全ての兵士にサーマルを、DARPAがレイセオンへ計画発注
Raytheon Co. は、DARPA (Defense Advanced Research Projects Agency:米国・国防総省国防高等研究事業局) から LCTI-M (Low Cost Thermal Imaging Manufacturing) の計画を受注したことを発表した。受注額は、1,340万ドル (約 10.4億円) としている。
LCTI-M は最終的に、全ての兵士の手元にサーマルイメージがもたらすその効果を与えることをゴール地点に見据えるとしており、まだまだ高額で全兵士への配給が進んでいないサーマルサイトの生産ノウハウを集積化させ、本格的な量産体制の確立へ入る様相となる。
開発を担当する RVS (Raytheon Vision Systems) では、3年契約の下で進められる今回の開発において、重量の軽量化、消費電力の軽減、製造コストの見直しといった課題をクリアさせ、携帯電話やPDA (Personal Digital Assistance ) との統合を可能とするシステムの構築化を目指すとしており、あらゆるヴィークル並びに兵士個々の携行するライフルへのマウント、ヘルメットへの取り付けも想定した開発を進めるとしている。
Raytheon 2011/12/8
DARPA
米軍では、コストを抑えつつも、小型軽量化を進めて、あらゆる戦術シーンでサーマルヴィジョンがもたらす高いパフォーマンスを獲得する目算だ。Photo: Raytheon Company
LCTI-M は最終的に、全ての兵士の手元にサーマルイメージがもたらすその効果を与えることをゴール地点に見据えるとしており、まだまだ高額で全兵士への配給が進んでいないサーマルサイトの生産ノウハウを集積化させ、本格的な量産体制の確立へ入る様相となる。
開発を担当する RVS (Raytheon Vision Systems) では、3年契約の下で進められる今回の開発において、重量の軽量化、消費電力の軽減、製造コストの見直しといった課題をクリアさせ、携帯電話やPDA (Personal Digital Assistance ) との統合を可能とするシステムの構築化を目指すとしており、あらゆるヴィークル並びに兵士個々の携行するライフルへのマウント、ヘルメットへの取り付けも想定した開発を進めるとしている。
Raytheon 2011/12/8
DARPA
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