決してパンクしないタイヤは、空気を入れないタイヤ
⇒ブリヂストン、空気の要らないタイヤを開発 #DigInfo
これまでのタイヤとは全く異なるコンセプトの「非空気入りタイヤ (エアフリーコンセプト)」では、100% 再生利用可能な材料を採用することで環境問題にも大きく貢献できるとしている。
最大の特徴は見た目にも斬新な、タイヤ側面に張り巡らせた 熱可塑性樹脂 でできたスポークにあり、車輌の荷重を支えるのに十分な耐久性を持たせることが可能としている。従来の一般的なタイヤと違って、空気を入れる必要が無いので、パンクする心配も皆無となる。
⇒Humvee airless tire test
パンクしないタイヤ "Aireless Tires" のコンセプトは、軍用車輌においても以前から考えられている。
2008年 に公開されたプレスリリースによると、米国企業 Resilient Technologies は、起伏が多く、ゴツゴツした路面でパンクの心配をせずに走行できるタイヤをコンセプトとし、ウィスコンシン大学マディソン校で 高分子工学 を研究するチームと共に、ペンタゴン (米国防総省) より、4年間で 1,800万ドル (約 19.6億円) の助成金を受けて開発に取り組んでいた。タイヤの外観はご覧の通りインパクトのある honeycomb (「ハニカム」=蜂の巣) 構造となっており、その後 Army Research Lab に対してプロトタイプの提出をおこなった、としている。
Resilient Technologies
College of Engineering @ The University of Wisconsin-Madison 2008/07/08
Scientific American 2008/08/11
Bridgestone 2011/11/29
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