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核爆弾4個分保有?イスラエルと米英仏が今春、初夏に攻撃開始?

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イランの核開発を阻止する軍事力による強硬手段がいよいよ現実味を帯びてきたのか。
大きな動きのあった 2日の報道をダイジェスト。

核爆弾4個分保有?イスラエルと米英仏が今春、初夏に攻撃開始?
ロシア国営ラジオ Voice of Russia によると、「米、英、仏がペルシャ湾への派兵を開始、イランへの攻撃開始は 初夏 になる」と掲載。また、米紙 ワシントン・ポスト (電子版) は 2日、「パネッタ米国防長官が、今春 4月~6月 にもイスラエルが単独でイランの核施設を攻撃する強い可能性があると信じている」と掲載。「攻撃は限定的なものになる」とし、短期決戦を想定していると報じられた。このワシントン・ポストの掲載記事について、AP通信が パネッタ長官 に確認したところ、報道内容について、否定も肯定もしなかったと伝えられている。

かねてより「核兵器によるイスラエルの抹殺」を公言し続けてきたイランのアフマディネジャド大統領。パーレビ国王の頃からイランにとって国家の基本政策として掲げられてきた核開発が成就の機を迎え、イランでは地下貯蔵施設へ移送を開始していると伝えられている。戦略上、移送が終わった後、単独攻撃による阻止は難しいと考えられ、イスラエルとしては そうなる前にも 単独でもイランの核施設を攻撃し、叩き潰しておきたいところ。

一方のイランの動きは、Voice of Russia によると、イスラエル参謀本部諜報局のコハビ局長からの情報として、「すでに 濃縮度 3.5% の 濃縮ウラン 4t 、濃縮度 20% の 濃縮ウラン 100 kg を保有。核爆弾 4個分 を保有している」という。

また 産経新聞 では、イスラエルのヤアロン首相代理兼戦略担当相の発言として、「イランが米国を射程圏とする長距離ミサイル開発の準備を進めている」と掲載。
射程 1万 Km にも達する長距離ミサイルの開発は、昨年 11月に イラン首都・テヘランでおきた爆発とも関係があるとされている。イラン政府は爆発を「事故」としているものの、イスラエルの秘密工作による妨害活動であったとみられている。

Voice of Russia 2012/02/02
Space Daily 2012/02/02
The Washington Post 2012/02/02
The Sankei Shimbun 2012/02/02
Yomiuri Online 2012/02/02
JIJI Press 2012/02/02
CNN 2012/02/02


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