米陸軍、手投げを可能とした小型偵察用ロボットを発注

同じく手投げ式の地上無人偵察機の導入例では、現在 アフガニスタンで展開する米陸軍で、MacroUSA社 の Armadillo V2 Micro Small Unmanned Ground Vehicle がある。
今回の案件について同社では、REF (Rapid Equipping Force) 向けの案件としており、同社にとっては最大規模の受注であった、としている。
Recon Scout XT は、昨年9月に運用試験がおこなわれた小型偵察ロボット。その 重量は 約540g と携行するに容易で且つ、約9m からの落下と、約37m 離れたところへの投射にも耐える設計となっていることから、高リスク戦術ミッションでの運用が想定され、軍だけでなく警察など法執行機関でスタンドオフ距離からの状況認識に期待されている。
そして現在では Scout XT のシステムは、米海軍特殊部隊 SEALs や 米陸軍特殊部隊 をはじめ、世界の350にものぼる法執行機関でも導入が進められている。
なお米陸軍向けのデリバリースケジュールは、2012年5月31日 までの完了が見込まれている。
ReconRobotics 2012/2/15
army-technology.com 2012/02/20
Gizmag 2011/10/04
U.S. Army 2011/09/30
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