EADS North America は 4/2 の AAAA (Army Aviation Association of America: 米陸軍航空協会年次総会) で、同社最新の武装偵察ヘリ "AAS-72X+" を発表。
AAS-72X+ は、UH-72A Lakota LUH (Light Utility Helicopter: 軽汎用ヘリコプター) をベースに発展、既に 3機 の 技術実証機 (TDA: Technical Demonstrator Aircraft) を開発し、テスト飛行を終えている、としている。

EADS では、AAS-72X+ は 米陸軍が提示した "6K/95 high/hot" と言われる 「高度 6,000フィート、95°F (＝ 約1,830m / 摂氏 35度)」の厳しい環境下で、ミッション達成のための乗員と兵装 2,800ポンド (約 1,270kg) のペイロードを搭載し、2時間12分の航続時間と、予備燃料で 20分 の航続を達成、高いパフォーマンスを示すだろう、としている。

AAS-72X / AAS-72X+ は、ベトナム戦争時代から現用の OH-58 Kiowa Warrior 近代化改修計画にコスト面で対抗し、米陸軍へ 2016年 早々で納入できる、としている。

EADS North America 2012/04/02
Photo: EADS North America