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米海兵隊、200万ドル以上の盗難装備がネットなどで不正転売

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米海兵隊、200万ドル以上の盗難装備がネットなどで不正転売米国・North California の Jacksonville Daily News が 5/15 付けの記事で、米海軍犯罪調査局 (NCIS : Naval Criminal Investigative Service) の発表として、米海兵隊 MCB (Marine Corps Base) Camp Lejeune (Jacksonville, NC) を舞台にした軍装備品の大量の盗難・転売劇について報じている。
自動小銃や暗視ゴーグル、その他銃器関連アクセサリーなど、総額 200万ドル (約1.6億円) 以上の価値を持つ軍所有の装備の数々が、軍関係者によって盗まれ、転売されていた。

NCIS では、2年 ほど前から捜査を始め、これまで 60人 以上が おとり捜査 にかかわったとしている。盗難にあった装備品は、不要品の売買などのコミュニティーサイト "Craigslist" や "Lejeune Yard Sales" などのネット上の販売サイトを中心に、一部は対面販売で、地域のギャングや、中国など海外に転売されていた模様。

同紙によると、現在のところまだ起訴されたメンバー全員のリストを入手していないとするものの、中心メンバーの1人とみられている Donald E. Pump Jr.大尉 については、部隊配属に当たっての直近の様子などが克明に報じられている。
また、海兵隊特殊作戦コマンド (MARSOC : Marine Corps Special Operations Command) スポークスマンによると、第3海兵特殊作戦大隊 に所属の Daniel Adam Reich軍曹 が軍の装備品を盗み、売却した嫌疑で不名誉除隊と40ヶ月のブタ箱入りが言い渡されている模様。

Jacksonville Daily News 2012/05/15
Russia Today 2012/05/15
Photo : Brick wall of the iconic Camp Lejeune.


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