エール大学、特殊部隊の尋問技術を使って移民のウソを見抜く研修

ことの発端となったのは、学生新聞 "Yale Herald" に掲載された内容で、計画は 180 万ドル規模、「対人スキル」として 4 月にも開始され、大学内には研修センターが新設されるという。学生達からは、移民をトレーニングツールとして用いることに対する反発も寄せられている。この計画の立案者で同大学の精神科准教授 Charles A. Morgan III 氏は軍との関係を長く持っており、2011 年にはアフガニスタンで陸軍の非対称戦グループ (Army's Asymmetric Warfare Group) に「オペレーション・アドバイザー」として随行、この他にも "SERE" (Survival, Evasion, Resistance and Escape=生存、回避、抵抗、脱出) コースのトレーナー、PTSD (PostTraumatic Stress Disorder : 心的外傷後ストレス障害) の研究者としても従事した経験を持っている。Morgan 准教授はメディアの取材に対して「計画は存在しない」との回答を寄せている。一方、特殊作戦軍 (Special Operations Command) 側にコメントを求めたところ回答が得られなかったという。当の大学側ではその後のコメントで、厳しい倫理審査の基準に照らし合わせてクリアできた上で教育・研究の観点から必要性を見出せれば設立を容認する構え。
Huffington Post 2013/02/20
Photo from Special Warfare July-August-September 2011 / Vol.24 / Issue 3 by DVIDS.
Image is for illustration purposes only.
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