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FY2015 米国防歳出:A-10・U-2 退役、GCV 計画中止、特殊作戦部隊を増員へ

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Chuck Hagel 米国防長官は、FY2015 国防予算策定における指針として、52 万名いる米陸軍の現役戦力を 44-45 万名まで削減するよう指示したことを明らかにした。これがそのまま実現すると、第二次世界大戦以後では最低水準となる。匿名の関係者によると、この 13% 程度の削減は 2017 年までに実現する由。
その他の主な眼目は、「GCV (Ground Combat Vehicle) 計画の中止」「空母 11 隻体制の維持」「イージス巡洋艦のうち半数について実働レベルを引き下げて、延命と近代化改修を図る」「ミサイル駆逐艦×2 隻と SSN×1 隻の年間建造ペースを維持」「特殊作戦部隊を 66,000 名から 69,700 名に増員」「A-10 と U-2 の退役」「海兵隊は 190,000 名から 182,000 名に削減 (2016 年に強制削減が発動されれば、さらに 175,000 名まで減る可能性が)」「ただし、大使館の警備を担当する海兵隊員は 900 名の増員」「2017 年から次期 BRAC (Base Realignment And Closure) を開始するよう議会に要請」といったところ。
こうした状況から、二正面で同時に大規模紛争に対処する能力は喪失、「片方で大規模紛争に対処、他方では本土防衛に加えて海空戦力へのサポートを提供」との話になってきている。
なお、OCO (Overseas Contingency Operations) についてはまだ策定作業中で確定していない。NATO 主導のアフガニスタン向け訓練・助言任務についても、まだ計画は策定作業中。
Barack Obama 米大統領は、アフガニスタンの Hamid Karzai 大統領と電話会談した際に、相互安全保障合意がまとまらなければ完全撤退になると警告したが、まだ 2015 年以降の訓練・助言任務が実現する可能性はある、としている。その一方で、合意の不成立に備えて、2014 年中に在アフガニスタン米軍が完全撤退する場合に備えた危機対処計画の立案を指示したところ。

U.S. Department of Defense 2014/02/24
U.S. Air Force photo by Staff Sgt. Samuel Morse (Released)
Image is for illustration purposes only.


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