ロシア海軍、ウクライナ海軍の軍用イルカ計画を接収
RIA Novosti によると、ロシアによるクリミア併合に伴い、ウクライナで進められていた軍用イルカの計画が、ロシア海軍により接収されたとのこと。黒海に面したクリミア半島南西部に位置する都市・Sevastopol (セヴァストポリ) で調教されていた優秀な軍用イルカとアシカ (sea lion) を最近では、ロシア海軍が管理している。イルカは、広い水域での探索や、水中工作を手掛ける潜水士・フロッグマンがおこなうような海面上の防御線となる機雷の取り扱いなどに使われてきた。ソ連の崩壊以降、軍用イルカの計画はウクライナ海軍が引き継いでおり、当初は心身に障害を持った子どもたちの支援用途に使用されてきたが、2011 年になってから軍事用を目的とした訓練の再開がおこなわれている。このような軍用イルカの訓練施設は、この他に米国サンディエゴにある米海軍の施設くらいとされている。米海軍では、イルカやアシカといった海洋生物の能力を引き出すことで、攻撃目的ではなく機雷捜索などの用途に供することを主目的としている。
RIA Novosti 2014/03/26
Photo : U.S. Army Public Health Command
Image is for illustration purposes only.
RIA Novosti 2014/03/26
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