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米空軍、Google Glass のβテスト実施。敵地爆撃・近接航空支援などの戦術用途を想定か

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米空軍、Google Glass のβテスト実施。敵地爆撃・近接航空支援などの戦術用途を想定か
Venture Beat の報道によると、米オハイオ州のライト・パターソン (Wright Patterson) 空軍基地の第 711 人間性能航空団 (HPW : Human Performance Wing) で、Google Glass の軍事利用を検証するβテストがおこなわれているとのこと。空軍は Google が実施した「Glass エクスプローラープログラム」と呼ばれる早期導入プログラムを通じて 2 ペアの Google Glass を入手。空軍 "BATMAN (Battlefield Air Targeting Man-Aided kNowledge) プロジェクト" の研究チームにより進められている。BATMAN プロジェクトは、SWORD (Specialized Warfighter Operations Research and Development) と呼ばれるプログラムに代わっておこなわれるプロジェクトで、戦場での兵士の能力向上を目的とし、重量の軽減、コンポーネントの統合化、人間工学を使った機能性の向上を実現させるための計画。Google Glass について空軍での主な用途として考えられているのは、前線航空管制 (FAC : Forward Air Control) を含む地上での爆撃誘導員、救難捜索ミッション、前線への物資供給などのシーン。低消費電力で軽量、そしてメガネのようにウェアラブルであり、オペレーターの視界を邪魔しないといった特性を活かしたい考え。

Venture Beat 2014/04/08
About "BATMAN" and "SWORD"
Photo : Airforce test dummy wearing Google Glass via Venture Beat
Image Credit: U.S. Airforce


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