米陸軍は APG (Aberdeen Proving Ground, Aberdeen, MD) で、M1 戦車用の新型 120mm APFSDS-T (Armoured Piercing Fin-Stabilised Discarding Sabot - Tracer) 弾・M829E4 の試射を開始した。第五世代の戦車砲弾だとしており、弾芯は劣化ウラン、改良型の装薬は華氏 -25～+145 度の範囲で所定の弾速を維持できるとの説明。薬莢は新型の燃焼式 (Advanced Combustible Cartridge Case)。この後は、マイルストーン C の承認を経て低率初期生産 (LRIP : Low Rate Initial Production) に移行、2016 年から配備を開始する計画。

U.S. Army 2014/04/21
Photo : U.S. Army photo