米陸軍、グーグル・グラスのようなメガネ型端末「X6」を開発中
グーグル・グラスが発売されて以来、メガネ型端末の持つ可能性が多く議論されているが、米陸軍でも独自にグーグル・グラス (Google Glass) のようなメガネ型端末を開発している。『Defense Media Network』が報じている。
このメガネは X6 と呼ばれ、オスターハウト・ディザイン・グループ (ODG: Osterhout Design Group) 社という会社と共に開発が行われている。同社によれば、開発は軍の VIBE (Voice Identification Biometric Exploitation) と呼ばれる計画の下で、およそ 5 年前から始まったとのことだ。
同社は 2013 年に行われた「エンタープライズ・チャレンジ 13」と呼ばれるイベントで、初めて端末を発表し、ビデオや各種データを表示させる実証を行った。そして今年の 7 月に開催された「エンタープライズ・チャレンジ 14」に、改良を施した X6 を持ち込み、ネット・ウォーリアー (Nett Warrior) と呼ばれる、各兵士をネットワークで結ぶシステムの実証が行われた。
ネット・ウォーリアーのシステムではサムスンの GALAXY Note II などが使われているが、近い将来にこうしたメガネ型の端末が使われることになるかもしれない。
Defense Media Network 2014/08/25-a, 2014/08/25-b
Chuck Oldham 2014/08/24
Intelligence sharing through tactical glasses highlighted at Enterprise Challenge 2013
Embed photo: U.S. Army photo by Sergeant First Class Kristine Smedley/Released
Text : 鳥嶋真也 - FM201409
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