ジェネラル・ダイナミクス UK 社、589 両のスカウト SV を英陸軍に納入する契約を受注

スカウト SV は英国の新型の装甲戦闘車両 (AFV) で、現在運用されている CVR(T) を代替する目的で、2017 年から 2024 年にかけて英陸軍に配備される予定となっている。 CVR(T) と比べ、攻撃力や防御力、また ISTAR (Intelligence, Surveillance, Target Acquisition, and Reconnaissance、諜報、監視、目標捕捉、偵察) 能力が向上しているものの、その反面、車体のサイズは大きく、また重くなっている。CVR(T) のバリエーションのひとつ、シミター Mk 2 は 12 t ほどだが、スカウト SV は 38 t から 42 t ほどとされる。
またスカウト SV は、斥候・偵察型 (Scout Reconnaissance) 、移動式偵察支援型 (PMRS、Protected Mobility Reconnaissance Support) 、指揮統制型 (Command and Control) 、戦闘工兵用の偵察型 (Engineering Reconnaissance)、修理型 (Repair) 、そして回収車型 (Recovery) の、6 種類のバリエーションからなる。これらは同一のスカウト SV プラットフォームを使用する。
英国防省による発表によれば、「スカウト SV は高度な情報、監視、目標捕捉、そして偵察能力を提供し、将来の戦場上の指揮者の『目と耳』になるだろう。私たちの他のシステムのすべてへデータ・リンクが可能で、戦闘における幅広い役割を果たすことができるだろう」としている。
defenceheadquarters 2014/09/08
General Dynamics UK 2014/09/03
SCOUT SV / General Dynamics UK
Photo: General Dynamics UK
Text : 鳥嶋真也 - FM201409
タグ :ジェネラル・ダイナミクス UKジェネラル・ダイナミクスGeneral Dynamics UKGeneral DynamicsGeneral Dynamics SCOUT SVSCOUT SVスカウト・スペシャリスト・ヴィークルスカウト SV
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