イスラエル企業、フェンスを監視する無人のセンサー・システム「ロボガード」を開発
イスラエル防衛企業マガール・セキュリティ・システムズ (Magal Security Systems) は 9 月 3 日、ロボガード (RoboGuard) と名付けた軍事基地や施設のフェンスを監視するシステムのローンチを発表した。
ロボガードは、フェンスに設けられたレールを走るモノレールのようなシステムで、内蔵された充電式の電池によって走行しながら、搭載された赤外線カメラやレーザー・スキャナーによって監視を行う。そしてフェンスに近づく不審者に警報を出したり、またフェンスを破られた跡などを検知したりできるという。
監視できる範囲は 500 m から 1,000 m ほどで、走行スピードは定期巡回モードで時速約 7 km/h ほど、また侵入を検知した際には、より速いスピードで、問題の場所に移動することも可能とのことだ。
まず最初は無人の施設の監視に導入されることを見込んでおり、またゆくゆくは空港や海港、刑務所や軍事基地といった大きな施設の監視にも役立つだろうとのことだ。
Avi Yariv 2013/04/22
Magal Security Systems Ltd 2014/09/03
Text : 鳥嶋真也 - FM201409
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