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米ボーイング社、戦闘機の開発・製造からの撤退を視野

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米ボーイング社、戦闘機の開発・製造からの撤退を視野
『ウォール・ストリート・ジャーナル』は 9 月 18 日、米国の航空機製造大手のボーイング (Boeing) 社が、戦闘機の開発や製造といった分野から撤退し、旅客機や、空中給油機や早期警戒機などといった旅客機の軍用バージョンの分野に注力することを検討していると報じた。

これは現在、米国や、日本を含むその同盟国などでは、ライバルのロッキード・マーティン社製の F-35 ライトニング II の導入が進んでおり、一方でボーイング社製の F/A-18 の生産はまもなく終了すると見られ、また F-15 も、開発中の F-15SE は 1 機も売れておらず、サウジアラビア向けの F-15S が最後の型になり、2019 年にも生産を終了すると見られている。

同社は 2010 年代までは生産ラインを維持したいとしており、その間に他国などから F/A-18 や F-15 の新規受注を取りたいとしている。だが、すでに同社内では、戦闘機分野からの撤退も視野に入れたロードマップの用意が始まっているという。

Wall Street Journal 2014/09/18
Business Journal 2014/09/19
Photo credit: Boeing photo
Image is for illustration purposes only.
Text : 鳥嶋真也 - FM201410


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