NEWS

米陸軍 NSRDEC 開発の、洗濯せずとも清潔な状態が保てる服の市販化に GO サイン

海外軍事 Comments(0)
米陸軍 NSRDEC 開発の、洗濯せずとも清潔な状態が保てる服の市販化に GO サイン
米陸軍は 9 月 17 日、ネイティック兵士研究開発技術センター (NSRDEC, Natick Soldier Research, Development and Engineering Center) で開発された、汚れや臭いが付きにくく、洗濯の回数を減らせる服の技術を、一般市場にも開放すると発表した。
過去の関連記事:
米陸軍、大学・民間企業と共に「汚れない戦闘服」を開発中
この服は、特殊なコーティングが施された繊維によって作られており、汚れやゴミが付くにくく、また水や油、液体の化学薬品にも強い。また体臭の基となる微生物などの働きも抑えることができるという。

すでに実際の兵士による試験が行われており、試験結果や、また兵士からの評判も好調で、このまま着続けたい、との声もあったという。

一般市場では、外出着からおむつまで幅広く使われるだろうとされる。また紙幣への応用も考えられており、水や汚れに強くなることで、「資金洗浄」 (マネー・ロンダリング) という言葉が、単語を直訳した通りの意味を持つことになるかもしれないと冗談交じりで語られている。

また、軍での利用もより一層進めていくとのことで、服以外にもブーツやグローブ、さらにはゴーグルやバイザーなどへの応用も期待されているとのことだ。

NSRDEC Public Affairs 2014/09/17
Photo Credit: David Kamm, RDECOM
Text : 鳥嶋真也 - FM201410


同じカテゴリー(海外軍事)の記事画像
DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは?
【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ?
ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは
アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か
ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始
ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム
同じカテゴリー(海外軍事)の記事
 DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは? (2022-06-07 14:29)
 【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ? (2022-05-05 19:21)
 ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは (2022-04-08 16:46)
 アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か (2022-03-26 13:10)
 ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始 (2021-08-08 11:54)
 ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム (2021-08-06 16:57)
この記事へのコメント
コメントを投稿する

この記事をブックマーク/共有する

この記事をはてなブックマークに追加

新着情報をメールでチェック!

ミリブロNewsの新着エントリーをメールでお届け!メールアドレスを入力するだけで簡単にご登録を頂けます!

[入力例] example@militaryblog.jp
登録の解除は →こちら

PageTop