iRobot 社、タブレット端末で簡単操作の「uPoint Multi-Robot Control System」を発表
iRobot 社は 10 月 9 日、「uPoint Multi-Robot Control System」と名付けられた、タブレット端末で同社製の無人車両 (ロボット) を簡単に運用できるシステムを発表した。
iRobot 社は米国マサチューセッツ州に本拠地を置く会社で、軍事用や企業用のロボットなどを開発している。
uPoint Multi-Robot Control System は Android OS 上で動くアプリケーションで、同社製のすべてのロボット・ファミリーを、同じインターフェイスで、またタッチ操作で直感的に動かすことができるようになるという。
同日公開された動画では、実際に米軍の兵士がこのアプリを使ってロボットを操縦し、ロボットアームでドアを開けたり、敵が潜んでいそうな部屋に偵察に行ったり、危険物がありそうな場所を調べたりといった運用を行う様子が収められている。また、原子力発電所のような、危険性の高い施設内の監視で使われる様子も紹介されている。
さらに、複数のロボットを同時に運用することもできるのとことで、タッチひとつですぐに別のロボットの操作に切り替えられる様子や、またロボットのカメラで撮影した動画を、タッチひとつですぐにクラウド上にアップロードできる様子なども収められている。
iRobot 2014/10/09
iRobot uPoint™ Multi-Robot Control System
Text : 鳥嶋真也 - FM201410
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