F-35 ライトニング II のシミュレーターが横田基地に到着

このシミュレーターは、横田基地をはじめ、世界各地の米軍基地を回る予定で、各地の米軍パイロットに対し、実際に F-35 が配備される前に同機の性能や能力を確かめる機会となる。
また世界各地のエアショーや、国際見本市などにも運ばれ、公に披露されることにもなっている。
F-35 は米国のロッキード・マーティン社を中心に開発が行われている戦闘機で、ステルス性能を持ち、戦闘機や爆撃機、攻撃機の任務をこなせるマルチロール能力や、強力なセンサー、他機との情報共有ができるデータリンク能力などが特長だ。また、通常離着陸 (CTOL) 型の F-35A、短距離離陸・垂直着陸(STOVL) 型の F-35B 、そして空母艦載機 (CV) 型の F-35C があり、これらは基本的に機体構造を共有して造られる。
現在米軍には、およそ 100 機が配備されており、2018 年までに 400 機以上が運用に就く予定となっている。またオーストラリア、カナダ、デンマーク、イスラエル、イタリアといった国々も F-35 を導入する予定だ。
また 2011 年 12 月 19 日には、日本の防衛省も航空自衛隊の次期戦闘機としてF-35 を導入することを発表しており、最終的に 42 機程度が運用される見通しだ。その最初の配備先は三沢基地になるとされる。
374th Airlift Wing Public Affairs
U.S. Air Force photo by Airman 1st Class Meagan Schutter/Released
Text : 鳥嶋真也 - FM201410
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