カナダで 70 年前に放球された日本陸軍の気球爆弾が発見。爆発物処理班が出動

見つかったのは 10 月 8 日のことで、この山中で作業をしていた営林作業者によって発見されたという。彼らは翌 9 日に通報し、カナダ海軍の爆発物処理班が出動したとのことだ。
爆弾の入った金属ケースは 50 cm ほどの大きさで、地中に 15 cm から 20 cm ほど埋まっていたという。爆発物処理班は移動させるのは危険と判断し、横に C4 爆弾を置き、爆発させることで処理したという。
この気球爆弾は樹皮とライス・ペーパーから製造されており、日本陸軍は 1944 年 11 月から 1945 年 4 月の間に 9,000 個を飛ばしたとされる。これらはジェット気流に乗って、約 2、3 日で北米大陸に到達できたというが、幸いにもカナダで被害者が出たという記録はないとのことだ。
Winnipeg Free Press 2014/10/10
About WWII-era Japanese Balloon Bomb Attacks
Photo: U.S. Air Force illustration
Image is for illustration purposes only.
Text : 鳥嶋真也 - FM201410
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