Close Air Solutions 社、MetaVR's VRSG を使った近接航空支援の訓練動画を公開
英国の Close Air Solutions 社は 10 月 17 日、MetaVR's VRSG (Virtual Reality Scene Generator) を使った、近接航空支援の訓練の動画を公開した。
Close Air Solutions社は、2012年に設立された企業で、英国軍やNATO軍に、前線航空管制の訓練や、コンサルタントを提供している。
MetaVR's VRSG は、ヴァーチャル・リアリティ映像を映し出せるヘッドマウント・ディスプレイの Oculus Rift DK2 を支援するためのものとのことで、動画では 2 人が 1 つずつの Oculus Rift DK2 を使い、F-16 ファイティング・ファルコンやトーネイドーに搭乗した状態をシミュレートし、近接航空支援の訓練を行う様子が収められている。
この動画では、約 30 分ほどのミッションがシミュレートされ、編隊飛行をしたり、爆弾を投下したりといったことが行われている。
動画の投稿者のコメントによれば、このシステムは驚くべきほどの存在感を提供するものの、使用しながら読書をしたり、ものを書いたりといった動作を行うのは難しいと述べている。また、Oculus Rift DK2 の解像度が低いため、たびたび僚機を見失うことがあったという。
しかし、非常にリアルな CG と、リアルな操作感でミッションのシミュレートができており、将来的にこうした技術が、パイロットの訓練などに使われることもあるかもしれない。
Daniel Meeks 2014/10/17
Close Air Solutions official FaceBook 2014/10/18
Close Air Solutions official website
Text: 鳥嶋真也 - FM201411
タグ :Close Air SolutionsMetaVRs VRSGVRSGVirtual Reality Scene Generator近接航空支援Oculus Rift DK2Oculus RiftCAS
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