米軍の戦闘機パイロット「中国の新型ステルス戦闘機は F-22 や F-35 に匹敵するだろう」

中国の新型ステルス戦闘機「殲 31」は、数年前から開発が進められており、中国では第 4 世代戦闘機とされているが、世界基準からすると、米国の F-22 ラプター、F-35 ライトニング II、またロシアの PAK-FA (T-50) と並ぶ、第 5 世代ジェット戦闘機に位置づけられている。中国メディアによれば、2012 年 10 月 31 日に試作機が初飛行したとされ、現在も開発、試験の段階にある。中国の愛好家が秘密裏に撮影した写真は以前から出回っていたが、現在開催中の国国際航空宇宙博覧会 (珠海航空ショー) において、初めて公式に披露された。
この発言を USNI に伝えたパイロットは、匿名ではあるものの、F-35 計画に深く関与している人物だという。彼の弁によれば、殲 31 は F-35 など第5世代機の情報をスパイして開発されており、かつ今後も産業スパイ活動は活発であることが予想されるため、結局は殲 31 は F-35 などと同等の能力を持つのではないか、とのことだ。
ただし、元パイロットとされる人物は、「航空ショーは文字通りショーであり、公開された情報などから、実際の性能などは判断できない」とコメント、また現役の空軍テスト・パイロットも「現段階では、まだ実用化されていないため、合理的な評価は困難だ」としている。
USNI 2014/11/05
Text: 鳥嶋真也 - FM201411
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