カリフォルニア大学バークレー校は 12 月 10 日、従来と比べて、安価で簡単に装着できる医用センサーを開発したと発表した。

従来の酸素濃度計などは、硬いつくりをしており、また指や耳たぶに固定する必要があったが、今回開発されたこの新しいセンサーは、有機物や炭素ベースの素材で作られており、まるでバンドエイドのような柔軟性を持ち、簡単に指にはめることができるという。また安価でもあるという。

すでに試作品が作られており、その性能は、従来型の酸素濃度計と同じ正確性を持っているという。

この研究成果は、12 月 10 日の科学雑誌『ネイチャー』に掲載されているとのこと。

UC Berkeley 2014/12/10
Nature 2014/12/10
Photo: Yasser Khan
Text: 鳥嶋真也 - FM201412