NEWS

ロシアの国産大統領専用リムジン、2018 年にもお披露目か

海外軍事 Comments(0)
ロシアの国産大統領専用リムジン、2018 年にもお披露目か
ITAR-TASS 通信が伝えたところによると、ロシアの大統領専用リムジンがスケッチ&スタディの過程を終え、2015 年度中にも最初の実証プロトタイプが試作され、2017 年から 2018 年の初頭に掛けてのタイミングで生産開始予定にあるとのこと。

これはサンクト・ペテルブルグ工科大学 (SPbPU: St. Petersburg Polytechnic University) の工科センターで所長を務める アレクセイ・ボロフコフ (Alexey Borovkov) 氏の発言によるもので、同所長はこの大統領専用リムジンが「世界で最も安全性能の高い車輌になる」と自信をみせている。

車輌は大きく、重量は実に 6 トンにも及ぶ巨漢ながらも、800 馬力のエンジンを搭載することで機敏で尚且つ極めて頑丈だとしている。
ロシアでは、政府首脳向け車輌の国産開発計画「Кортеж (Cortege) 」の下、2014 年度に 35 億ルーブル (約 63 億円) を投じている。また 2015 から 2016 年度に掛けて 80 億ルーブル (約 144 億円) を投じる予定にある。

フランス語で儀式などでの「行進」を意味する単語「Cortege, コルテジ」を冠したこの計画では、車列に随伴するセダンや、SUV、ミニバンといった開発も含めておこなわれる。

コルテジ計画における全モデルの生産は、ロシア大手自動車メーカーであるソラーズ (Sollers) 社が国営企業 Rostec 社と、同じく国営の Rosavto 社 (国営「ロステクノロジー」社における実務上の名称) との連携・協力関係の下でおこなう。

TACC 2015/01/24
Lenta.Ru 2015/01/24
Ref: Presidential "cortege" will gather in Russia / Rostec

同じカテゴリー(海外軍事)の記事画像
DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは?
【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ?
ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは
アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か
ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始
ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム
同じカテゴリー(海外軍事)の記事
 DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは? (2022-06-07 14:29)
 【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ? (2022-05-05 19:21)
 ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは (2022-04-08 16:46)
 アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か (2022-03-26 13:10)
 ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始 (2021-08-08 11:54)
 ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム (2021-08-06 16:57)
この記事へのコメント
コメントを投稿する

この記事をブックマーク/共有する

この記事をはてなブックマークに追加

新着情報をメールでチェック!

ミリブロNewsの新着エントリーをメールでお届け!メールアドレスを入力するだけで簡単にご登録を頂けます!

[入力例] example@militaryblog.jp
登録の解除は →こちら

PageTop