ノースロップ・グラマン社、第 6 世代戦闘機の開発に向けた検討を進める―Defense News
Defense News は 1 月 22 日、ノースロップ・グラマン社が第 6 世代戦闘機の開発に向けて、2 つのチームを社内に立ち上げた、と報じた。
現在、米空軍と米海軍では、共に次世代制空戦闘機、もしくは第 6 世代戦闘機と称される航空機の企画を練っている。F-35 ライトニング II では、両軍は同じ機体を基に空軍向け、海軍向けを製造するという方針を採ったが、第 6 世代機ではそれぞれ別々の機体を開発するといわれている。同紙は、2018 年早々にも第 6 世代機の技術開発が始まる予定とする、空軍関係者のコメントを報じている。
現在、米空軍と米海軍では、共に次世代制空戦闘機、もしくは第 6 世代戦闘機と称される航空機の企画を練っている。F-35 ライトニング II では、両軍は同じ機体を基に空軍向け、海軍向けを製造するという方針を採ったが、第 6 世代機ではそれぞれ別々の機体を開発するといわれている。同紙は、2018 年早々にも第 6 世代機の技術開発が始まる予定とする、空軍関係者のコメントを報じている。
まだ正式にプロジェクト化されておらず、機体への要求仕様すら出ていないにもかかわらず、ノースロップ・グラマン社が第 6 世代機の開発に向けた検討を始めた背景には、他社よりも先手を打ちたいという考えがあるようだ、と同紙は指摘する。
同社のヴァイス社長が Defense News 紙に語ったところによれば、開発するであろう機体は超音速機かつ、無尾翼機になるだろう、とのことである。これまでに超音速の無尾翼機が開発されたことはないが、同氏によれば「困難だが、高性能なコンピューターと、新素材を使えば実現できるかもしれない」としている。また基本は無人機で、オプションとして有人機としても使える機体となる可能性も示唆した。
一方、同社は現在、米空軍向けの長距離爆撃機の開発にも取り組んでおり、ロッキード・マーティン社とボーイング社の共同チームと対決している。同紙によれば、もしこの契約をノースロップ・グラマン社が受注できなければ、新たな戦闘機や攻撃機を開発するだけの体力が残らなくなる可能性もあると指摘している。
Defense News 2015/01/21
Photo: X-47B UCAS / Northrop Grumman Official Image Gallery
Image is for illustration purposes only.
Text: 鳥嶋真也 - FM201502
同社のヴァイス社長が Defense News 紙に語ったところによれば、開発するであろう機体は超音速機かつ、無尾翼機になるだろう、とのことである。これまでに超音速の無尾翼機が開発されたことはないが、同氏によれば「困難だが、高性能なコンピューターと、新素材を使えば実現できるかもしれない」としている。また基本は無人機で、オプションとして有人機としても使える機体となる可能性も示唆した。
一方、同社は現在、米空軍向けの長距離爆撃機の開発にも取り組んでおり、ロッキード・マーティン社とボーイング社の共同チームと対決している。同紙によれば、もしこの契約をノースロップ・グラマン社が受注できなければ、新たな戦闘機や攻撃機を開発するだけの体力が残らなくなる可能性もあると指摘している。
Defense News 2015/01/21
Photo: X-47B UCAS / Northrop Grumman Official Image Gallery
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Text: 鳥嶋真也 - FM201502
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