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米陸軍、空軍から A-10 の運用を引き継ぐことに興味はない = DoD Buzz

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DoD Buzz は 2 月 25 日、John McHugh 米陸軍長官が、米空軍から A-10 サンダーボルト II を譲り受けて運用するというアイディアを否定したと報じた。
McHugh 米陸軍長官は、2 月 25 日に開かれた報道関係者との朝食会の中で、A-10 を米陸軍に移管するというアイディアに触れ、「可能性はない。雑談の話題に上ったことすらない」と、きっぱり否定したとのことだ。また「陸軍は航空機群の再編とコスト削減という、めざましいステップを進めている最中にある。A-10 が行うミッションを受け入れることは考えていないし、それは空軍のミッションであり、空軍自身もそう考えているはずである」とも述べている。

A-10 は対地攻撃に特化した攻撃機として、1970 年代に開発された。低速での高い運動性能と、強力な機関砲、そして多くの兵装搭載能力を持ち、湾岸戦争やイラク戦争などで活躍した。しかし老朽化により、これまで何度も退役の話が持ち上がっているが、その高い対地攻撃能力を買われ、また攻撃機としての後継機にあたる F-35 ライトニング II の開発が遅れていることもあり、現在まで現役を続けている。

DoD Buzz by Military.com 2015/02/25
Image is for illustration purposes only.
Text: 鳥嶋真也 - FM201503

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