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米空軍、B-2 ステルス爆撃機の近代化とアップグレードを計画 = Air Force Times

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米空軍、B-2 ステルス爆撃機の近代化とアップグレードを計画 = Air Force Times
Photo: U.S. Strategic Command
Image is for illustration purposes only.
Air Force Times は 3 月 4 日、米空軍がステルス爆撃機 B-2 スピリット (Spirit) の近代化とアップグレードを行うため、2016 会計年度予算の中に計画を組み込むことを狙っていると報じた。

記事によれば、主な改良点は B-2 の防御管理システム (Defensive Management System) になるという。防御管理システムは、電子妨害や敵レーダーの検知や分析などを行い、機体を守るシステムで、新しいコンピューターやアンテナ・システムを搭載し、より高性能になるだろうとされる。
B-2 はノースロップ社 (現ノースロップ・グラマン社) によって開発されたステルス爆撃機で、全翼機と呼ばれる、水平尾翼や垂直尾翼がないブーメランのような形をしており、この形状と、機体の表面に塗られたレーダー波を吸収しやすい材料、さらにエンジンの排気口などにも工夫が施されたことで、レーダーにも赤外線にも映りにくい高いステルス性を持つ機体に仕上がっている。

B-2 の 1 号機 (AV-1、スピリット・オブ・アメリカ) は 1989 年 7 月 17 日に初飛行を行い、以来 B-2 は合計 21 機が製造され、これまでコソボ紛争やイラク戦争などに投入されている。

Air Force Times 2015/03/04
Text: 鳥嶋真也 - FM201503

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