アフガニスタン初の女性固定翼機パイロット、米海兵隊やブルー・エンジェルスを訪問
アフガニスタン初の女性固定翼機パイロット Niloofar Rahmani 大尉が 3 月 11 日、米海兵隊や米海軍の曲芸飛行チーム「ブルー・エンジェルス」を訪問し、女性パイロットらと交流を行った。
Rahmani 大尉は子供のころからパイロットになりたいとの夢を持ち、家族らの反対を押し切り、18 歳のときにアフガニスタン空軍のパイロットになったという。その功績が称えられ、米国務省が「国際女性の日」にちなんで創設した International Women of Courage Award (国際勇気のある女性賞) を受賞することとなった。
Rahmani 大尉は授賞式に出席するため米国を訪れ、3 月 9 日には米海兵隊の女性パイロットと交流し、11 日には米海軍の曲芸飛行チーム「ブルー・エンジェルス」の下を訪れた。
「私の父は子供のころからパイロットになりたがっていましたが、その機会は訪れませんでした。私は父の夢を叶えるためにパイロットになりたいと思いました」と Rahmani 大尉は語る。「私の家族はまだ私の夢を恐れていますが、支えてはくれています。彼らは、私が文化を壊そうとしていると思って混乱していますが、私はそのつもりはなく、女性の権利を求めて戦っているのです」。
「私は世界中の女性、特に、私の国のように女性の権利が認められていないようなところで生きる女性に、自分を信じ、自信を持って欲しいと思います。もし誰かから『女性にできるわけがない』と言われたとしても、人と自分自身を信じなければなりません。自信を持ちさえすれば、やりたいことができるようになります」。
U.S. Navy 2015/03/12
KPBS News 2015/03/10
Marine Corps Air Station Miramar / 3rd Marine Aircraft Wing 2015/03/10
UT Sandiego 2015/03/09
Text: 鳥嶋真也 - FM201503
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