NEWS

AMPV の配備完了は 2030 年以降に 一方の M113 は 70 歳の誕生日を迎える可能性

海外軍事 Comments(0)
Breaking Defense は 3 月 31 日、AMPV (Armored Multi-Purpose Vehicle) の配備が完了するのが 2030 年以降となり、M113 装甲兵員輸送車が 70 歳の誕生日を迎えることになるだろうと報じた。
AMPV は M113 の後継車輌で、BAE システムズ社が開発を行っている。現在の計画では、M113 を運用している旅団のうち、12 の旅団に関しては 2020 年代の終わりまでに交代が完了するものの、他で使われている 1,900 輌に関しては、時期がまだ未定であり、したがって M113 が 70 歳を超えてもなお運用が続けられるだろうとしている。

M113 は 1960 年に運用が開始され、ヴェトナム戦争などでも使われた経験を持つとされる。

また Defense News は同じ 3 月 31 日付けで、AMPV の救急車型が開発される可能性がなくなったと報じている。

M113 の後継車輌を巡っては、BAE システムズ社とジェネラル・ダイナミクス社が競った結果、BAE システムズ社の提案する AMPV が選ばれたという経緯があるが、この問題はまだ尾を引きそうな雰囲気を見せている。

Breaking Defense 2015/03/31
Defense News 2015/03/31
Text: 鳥嶋真也 - FM201504

同じカテゴリー(海外軍事)の記事画像
DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは?
【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ?
ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは
アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か
ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始
ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム
同じカテゴリー(海外軍事)の記事
 DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは? (2022-06-07 14:29)
 【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ? (2022-05-05 19:21)
 ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは (2022-04-08 16:46)
 アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か (2022-03-26 13:10)
 ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始 (2021-08-08 11:54)
 ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム (2021-08-06 16:57)
この記事へのコメント
コメントを投稿する

この記事をブックマーク/共有する

この記事をはてなブックマークに追加

新着情報をメールでチェック!

ミリブロNewsの新着エントリーをメールでお届け!メールアドレスを入力するだけで簡単にご登録を頂けます!

[入力例] example@militaryblog.jp
登録の解除は →こちら

PageTop