ホワイトハウス、特殊作戦用 Polaris ATV「MRZR」の日本国内販売取り扱い開始
米特殊作戦軍 (USSOCOM) に 2,000 両超の単独供給契約が決まった Polaris (ポラリス) 社の全地形万能車「MRZR (エムレーザー) 」の日本国内の民間向け販売がおこなわれる。
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販売を手掛けるのは、名古屋を本拠に輸入車正規販売などを展開する株式会社ホワイトハウス。
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また、千葉県印西市のサバイバルゲームフィールド「東京サバゲパーク」に、民間向け ATV が導入されることが分かった。導入されるのは 5 人乗り市販モデルの「Ranger Crew 900 EPS (レンジャークルー) 」1 台で、5 月頃の納車が予定されている。
販売を手掛けるのは、名古屋を本拠に輸入車正規販売などを展開する株式会社ホワイトハウス。
4 月 4 日 (土)、5 日 (日) におこなわれた東京サバゲパーク 1 周年記念イベントでは、米軍特殊部隊で大量納入が決まった 4 人乗り ATV の「MRZR4」が展示車両として登場。この車輌が、日本国内での民間向け輸入車両第一号車となる。
同社では、去る 3 月 15 日 (日) ~ 17 (火) に宮城県仙台市でおこなわれた「防災産業展 in 仙台」でも展示を行っている。荒地での高い走破性能を使って、災害現場での救難救助や偵察などのミッションでの利用に自衛隊関係者をはじめ注目を集めている。
写真の白枠で囲った箇所がエンジンの吸気口となっており、これより水面が下にあれば、このままの状態で川を渡ることが可能だ。シュノーケルを装着すれば、ATV 車両本体が完全に水没した状態でも川を渡ることさえ可能と言う。
左ハンドル仕様の操縦席は至ってシンプルな造りとなっている。エンジン部はもちろん、操縦席の計器パネル類も全て防水仕様。また、ナビゲーターシートのハンドルは、荒地を高速で移動する際に振り落とされないよう、しがみ付く為のものだ。
車両後部には「モジュラー・カーゴベッド」と名付けられたカーゴスペースが用意されている。
なお現在、国内販売に向けてナンバー取得の手続きをおこなっているとのこと。数ヶ月内には、2 台目、3 台目の MRZR4 が通関予定で、年内には日本の公道を走る姿が見られるかもしれない。
荒地でも突き進む事の出来る高い走破性能を支える足回り。MRZR4 のグラウンドクリアランスはカタログ掲載値で 28.6 センチメートルとなっている。
そして、各国軍用車両でも配備が進められているエアレスタイヤにも対応が可能とのこと。Polaris 社のエアレスタイヤ (NPT: Non-Pneumatic Tires) は、通常圧縮空気が入るタイヤチューブの代わりに、蜂の巣ようなハニカム構造が施されることで、走行時に路面から受けるダメージの吸収とタイヤの形状維持に役立てている。大きな障害物を乗り越える際、最大で 3 分の 1 程度に圧縮されるこのタイヤ。圧縮されて凹んだタイヤの表面が、障害物を飲み込み、掴むようにして乗り越えることができる。
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MRZR4 の運用は、V-22 Osprey での空輸による展開が前提にある。車体外寸は、359.4 cm × 152.4 cm × 187.5 cm で、車重 867.3 Kg となっている。
東京サバゲパーク所有のハマー H1 と並べた様子。
MRZR4 の国内での実勢価格としては車体のみで 700 万円程度になることが見込まれる。また、展示車両のようにロールバーなど様々なオプションを取り付けることも可能だ。
イベント開催両日には、民間向け ATV 2 種類の展示がおこなわれた。こちらは冒頭でもご紹介している Polaris Ranger Crew 900 EPS。5人乗り仕様で、実勢価格は 320 万円ほど。
東京サバゲパークでは、軍用らしさを演出する TAN バージョンにして導入予定。プレイアブル フィールド計 3,000 坪の広大な敷地を使ったイベントでの活用を見込んでいる。
前列シートの様子。電動パワステ付き。好みに応じて、ルーフトップ、ウィンドシールド (フロントガラス)、ウィンドウ・ドアの取り付けがオプションで用意されている。
カーゴスペースは、93cm × 137cm × 29cm と広く取られている。本場米国では、林業や農業の他、ハンティングで仕留めたシカやイノシシ、クマなどの運搬で使われることが多い。最大積載量は 453.6 Kg。
圧縮空気が入るタイヤチューブを使っていないエアレスタイヤの装着で、パンクの心配が無くなる。ちなみに、東京サバゲパークで導入予定の ATV にも、このエアレスタイヤが装着されると言う。
乗員 1 名仕様の ATV、「ACE 570」。実勢価格は 170 万円~とのことだ。
同社では、去る 3 月 15 日 (日) ~ 17 (火) に宮城県仙台市でおこなわれた「防災産業展 in 仙台」でも展示を行っている。荒地での高い走破性能を使って、災害現場での救難救助や偵察などのミッションでの利用に自衛隊関係者をはじめ注目を集めている。
写真の白枠で囲った箇所がエンジンの吸気口となっており、これより水面が下にあれば、このままの状態で川を渡ることが可能だ。シュノーケルを装着すれば、ATV 車両本体が完全に水没した状態でも川を渡ることさえ可能と言う。
左ハンドル仕様の操縦席は至ってシンプルな造りとなっている。エンジン部はもちろん、操縦席の計器パネル類も全て防水仕様。また、ナビゲーターシートのハンドルは、荒地を高速で移動する際に振り落とされないよう、しがみ付く為のものだ。
車両後部には「モジュラー・カーゴベッド」と名付けられたカーゴスペースが用意されている。
なお現在、国内販売に向けてナンバー取得の手続きをおこなっているとのこと。数ヶ月内には、2 台目、3 台目の MRZR4 が通関予定で、年内には日本の公道を走る姿が見られるかもしれない。
荒地でも突き進む事の出来る高い走破性能を支える足回り。MRZR4 のグラウンドクリアランスはカタログ掲載値で 28.6 センチメートルとなっている。
そして、各国軍用車両でも配備が進められているエアレスタイヤにも対応が可能とのこと。Polaris 社のエアレスタイヤ (NPT: Non-Pneumatic Tires) は、通常圧縮空気が入るタイヤチューブの代わりに、蜂の巣ようなハニカム構造が施されることで、走行時に路面から受けるダメージの吸収とタイヤの形状維持に役立てている。大きな障害物を乗り越える際、最大で 3 分の 1 程度に圧縮されるこのタイヤ。圧縮されて凹んだタイヤの表面が、障害物を飲み込み、掴むようにして乗り越えることができる。
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MRZR4 の運用は、V-22 Osprey での空輸による展開が前提にある。車体外寸は、359.4 cm × 152.4 cm × 187.5 cm で、車重 867.3 Kg となっている。
東京サバゲパーク所有のハマー H1 と並べた様子。
MRZR4 の国内での実勢価格としては車体のみで 700 万円程度になることが見込まれる。また、展示車両のようにロールバーなど様々なオプションを取り付けることも可能だ。
イベント開催両日には、民間向け ATV 2 種類の展示がおこなわれた。こちらは冒頭でもご紹介している Polaris Ranger Crew 900 EPS。5人乗り仕様で、実勢価格は 320 万円ほど。
東京サバゲパークでは、軍用らしさを演出する TAN バージョンにして導入予定。プレイアブル フィールド計 3,000 坪の広大な敷地を使ったイベントでの活用を見込んでいる。
前列シートの様子。電動パワステ付き。好みに応じて、ルーフトップ、ウィンドシールド (フロントガラス)、ウィンドウ・ドアの取り付けがオプションで用意されている。
カーゴスペースは、93cm × 137cm × 29cm と広く取られている。本場米国では、林業や農業の他、ハンティングで仕留めたシカやイノシシ、クマなどの運搬で使われることが多い。最大積載量は 453.6 Kg。
圧縮空気が入るタイヤチューブを使っていないエアレスタイヤの装着で、パンクの心配が無くなる。ちなみに、東京サバゲパークで導入予定の ATV にも、このエアレスタイヤが装着されると言う。
★この記事へのコメント
バギーが欲しいです。
Posted by
久保ひろし
|
at 2023年01月01日 22:10
ホワイトハウスって犯罪一番がらみ?隣のは一番でしょ?
Posted by
銀魂
|
at 2019年07月22日 19:17
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