「中国版OICW」ZH-05を人民解放軍海軍陸戦隊が導入開始
人民解放軍がZH-05戦略歩槍(自動小銃)の導入を開始したとFacebookにて公開した。画像では人民解放軍海軍陸戦隊と思われる部隊がZH-05を用いて訓練している。Posted by The People's Liberation Army on 2015年4月14日
ZH-05は5.8×42mmDBP87小銃弾と20mmエアバースト弾、レーザーレンジファインダーやビデオカメラなどを組み込んだ複合照準器を組み合わせたライフル。以前から一部部隊で実験が進んでいるのが目撃されており、中国版OICW(Objective Individual Combat Weapon:個人主体戦闘武器)と呼ばれていた。
複合照準器によるスマート化が特徴で、例えばエアバースト弾は相手のバリケードをちょうど飛び越えた位置で爆発するようプログラムされる。携行弾数が少なくなる分を効率化で補い、総合的な火力を増すのが基本的なコンセプトとなる。
また、訓練画像では、複合照準器のカメラで曲がり角の向こうを撮影し、ヘルメットマウントディスプレイで確認している様子も写っている。
Source: PLA Facebook Page
Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201504
また、訓練画像では、複合照準器のカメラで曲がり角の向こうを撮影し、ヘルメットマウントディスプレイで確認している様子も写っている。
西側のOICWについてはアメリカのXM29は開発中止、韓国のK11は一部導入されたものの不具合の報告が多数上がっている。ZH-05の実用性についても、今後の報告に注目していきたい。Posted by The People's Liberation Army on 2015年4月14日
Source: PLA Facebook Page
Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201504
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。
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