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台湾シークレットサービスの危険な射撃ドリル映像が物議を醸す

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台湾シークレットサービスの危険な射撃ドリル映像が物議を醸す
台湾のシークレットサービスによる非常に危険な射撃ドリルの映像が、台湾のニュース番組で放映され物議を醸している。

公開された映像には、警護官候補生が二列で対面となり横移動しながら前方のターゲットを撃つ様子が映し出されており、一歩間違えれば同僚を殺傷させる可能性があり非常に危険な訓練である。

この映像は、訓練中に起きたインストラクター負傷事故の経緯説明を国家安全局が行った際に公開された“シークレットサービスの資料映像”とのこと。
問題の負傷事故は、二名の候補生が対面となり約2メートルの距離を置いて、対面する同僚の後方にあるターゲットを撃つというものであったが、同僚の背後に隠れる形で指導していたインストラクターが、発射された弾丸を避けきれず首に命中したようだ。

重傷を負ったインストラクターは病院に搬送され、緊急手術によって命は取り留めたものの、全身麻痺の後遺症を患うこととなった。

このような危険な訓練にも拘わらず、ボディーアーマーなどのプロテクターを装着していなかったことも問題となっている。これに対してインタビューに答えた元警護官によると、「訓練は通常任務と同様の装備で行うことが慣例となっており、候補生の士気を高める狙いがある」とのこと。また、このような訓練を実施することに疑問を持たないか?という問いに対して、「国家元首やその家族と平和を守ることが任務であり、これらの高度な訓練を行わなければ緊急時に対応できない」と答えたようだ。

「命がけのパフォーマンスか?」と揶揄する声もあるようだが、襲撃などの大混乱した現場を想定すると元警護官の話も一理有り、訓練方法や安全対策について国家安全局の今後の方針に注目が集まっている。

台灣蘋果日報 2015/04/08
Text: 弓削島一樹 - FM201504

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