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米海兵隊、フォース・リーコン射撃訓練映像を公開

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米海兵隊、フォース・リーコン射撃訓練映像を公開
フォース・リーコンの訓練の様子を捉えた映像が、YouTube の米海兵隊公式チャンネルで公開された。

『 Welcome to the MEU | Force Recon 』と題されたこの動画には、沖縄に駐屯する米海兵隊 第3海兵遠征軍 第31海兵遠征部隊( 31st Marine Expeditionary Unit : 31st MEU )の 第3偵察大隊( 3rd Reconnaissance Battalion )所属のフォース・リーコン隊員が、M4カービンのフルオート射撃、ラジコンターゲットをH&K G36 で射撃、EOTech 社の Model EXPS3 を装着したM4カービン、M45A1のマグチェンジ、などの様子が映し出されており、トータルタイム1分51秒の短い映像ではあるが見所の多い内容となっている。また、隊員達のスムーズな動きや所作から推測すると、相当なエリートチームと思われる。
いわゆる特殊部隊と呼ばれることの多いフォース・リーコンであるが、厳密には斥候に特化した偵察部隊である。その主任務は長期的活動を前提とする戦略レベルの偵察・監視・情報収集・火力支援調整や、それに付随する特殊作戦(敵陣地攻撃・捕虜救出など)であり、海兵遠征軍のU.S.MCRB( Marine Corps Reconnaissance Battalions : 海兵偵察大隊)所属の偵察部隊となる。沖縄に駐留する第3偵察大隊の総人員数はおよそ450人といわれている。

尚、同じ海兵隊のU.S.MARSOC(米海兵隊特殊作戦コマンド)は、U.S.SOCOM(アメリカ特殊作戦軍)傘下の海兵隊部門の特殊部隊であり、直接戦闘・偵察・破壊工作・ゲリラ戦・友好国軍への訓練支援・対テロ戦闘・人質救出など、その任務は多岐に渡っている。

Text: 弓削島一樹 - FM201505

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