「オリジナル製作したパッチを訓練で使用するな」、米陸軍の旅団で禁止令
コロラド州に司令部を置く第1ストライカー旅団司令部は、訓練時に限り、兵士たちが着用する戦闘服には、氏名、階級、アメリカ国旗、陸軍章と部隊章だけを着用するように勧告した。
このような措置に反対する兵士もいる。トム・シンプキンズは、この命令に対し、「『戦闘パッチをつけるな』ということは、部隊のために働くことや部隊を愛することを禁止するようなものだ」とネットで発言した。
同旅団幹部のデビット・ホーン大佐は、
「個人の意思や嗜好を尊重することは大切であるが、訓練の部隊編成のときに、目立つ必要はないし敵を威圧する必要もない」。
「独自のパッチを部隊やグループで着用することで部隊の一体感が出ることもあるが、時間の経過や兵士の異動により、パッチを作ったときの人員がバラバラになり、そのパッチが何を意味するのか分からなくなってしまうケースが散見される」。
「パッチのデザインも、戦場なら許される表現でも国内では政治問題に発展する場合もある」と述べている。
部隊の仲間意識と組織の統制。アメリカ軍は新たな問題に直面している。
Colorado Springs Gazette 2015/06/15
Text: 友清仁 - FM201507
「個人の意思や嗜好を尊重することは大切であるが、訓練の部隊編成のときに、目立つ必要はないし敵を威圧する必要もない」。
「独自のパッチを部隊やグループで着用することで部隊の一体感が出ることもあるが、時間の経過や兵士の異動により、パッチを作ったときの人員がバラバラになり、そのパッチが何を意味するのか分からなくなってしまうケースが散見される」。
「パッチのデザインも、戦場なら許される表現でも国内では政治問題に発展する場合もある」と述べている。
部隊の仲間意識と組織の統制。アメリカ軍は新たな問題に直面している。
Colorado Springs Gazette 2015/06/15
Text: 友清仁 - FM201507
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