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米陸軍 Natick によるナノテクノロジーを応用した食品包装技術の開発

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戦場の兵士にとって、食事は何よりも重要なものである。できれば、新鮮なものを食べたいと思う。
「最前線に新鮮な食べ物を届ける」、これは簡単なようで非常に難しいことである。現在のレーションも高機能であるが、すべて加工食品であり「新鮮」とは言いがたい。

例えば、現在、新鮮な野菜を使ったサラダを最前線に届けるには、冷蔵庫に野菜を詰め込んで、現地で調理するほかない。なぜなら、サラダを従来のパッケージに入れると、パッケージの隙間(ミクロン単位)から水分や酸素が入り込み、すぐに新鮮ではなくなってしまうからだ。

このような問題を解決するべく、陸軍の素材研究所では、ナノ複合体材質を使ったパッケージ材の開発に取り組んでいる。ナノ複合体材質は、熱可塑性プラスチックにナノクレー粒子を混ぜ込むことで、高い密閉性を確保する技術である。この材質は、従来のフィルムの材質の1,000分の1の薄さで、水素や酸素の分子も透過することができないため、いつまでも食料を新鮮に保つことができる。
現在、熱や衝撃など外部要因に対する耐久度を上げる研究が行われている。この技術が完成すれば、近い将来、銃撃戦の最中でも、兵士は新鮮なサラダを食べることができるようになるかもしれない。

NSRDEC Public Affairs 2015/07/28
Text: 友清仁 - FM201509

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