米海兵隊スナイパー、飛行中のヘリコプターの中から標的ドローンを撃墜
カリフォルニア州ポイントムグで、7 月 26 日から 8 月 7 日の会期で開催された、米国防総省最大の年次統合カウンター UAS (Unmanned Aircraft Systems) 技術展示「Black Dart 2015」の席で、海兵隊のスナイパーが、飛行するヘリコプターの中から小型無人機の狙撃に成功した。
これは、軍事情報サイト Breaking Defense が、統合航空ミサイル防衛組織 (JIAMDO: Joint Integrated Air and Missile Defense Organization) でプロジェクトを仕切る Ryan Leary 少佐の発言を紹介したことによるもので、「UH-1Y Huey ヘリコプターの機内から撃った」とされる。飛行状態の海兵隊スナイパーがライフルを使ってドローンを破壊したのはこれが初めての事例としている。
ターゲットとなったのは、ウィングスパン 210 センチメートルほどの小型ドローン「Flanker」。本年度の Black Dart 演習に投入された無人機の中では最小クラスとされる。なお、当の海兵隊スナイパーがヒューイヘリコプターの中からどのように狙撃をおこなったのか、その詳細については言及されていない。
US Navy MH-60 Seahawk Helicopter Shoots Down "Flanker" Target Drone
Breaking Defense 2015/08/27
About Black Dart Exercise
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