米海軍、アラビア海沖でダウ船を拿捕。AK×1,500 挺、DShK・KPV 重機関銃×21 挺、RPG×200 挺を押収
アラビア海沖で 3 月 28 日、米海軍の沿岸パトロール艇シロッコ (USS Sirocco (PC-6) ) が、小さなダウ船を拿捕。海軍が船内を調査したところ、カラシニコフ式ライフルおよそ 1,500 挺をはじめ、DShK・KPV 重機関銃×21 挺、RPG×200 挺といった大量の武器が見つかり押収された。
シロッコの要請に応じ、現場にはアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦グレーヴリー (USS Gravely (DDG-107) ) が応援に駆け付けている。
押収されたこれら大量の武器は、イランを起源としたもので、激しい戦禍の広がるイエメンのシーア派系武装勢力であるフーシ (Houthi) の元へ提供される予定だったとみられている。
イエメンでは、米国の同盟国でありスンニ派の大国であるサウジアラビアを筆頭に、クエートなど 11 ヶ国が「連合軍」を形成してフーシを攻撃。一方、シーア派のイランやヒズボラが、同じシーア派系列のフーシを支援し、「サウジ v.s. イラン (アラブ v.s. ペルシャ) 」の代理戦争となって激化している。
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