カラシニコフ新型ピストル「PL-14 (レベデフ) 」のロシア国防省による試験が年内に終了。2017 年度より生産開始
ロシア国営ハイテク工業製品の開発・生産・輸出を手掛ける「ロステック (Rostec) 」は、傘下に持つカラシニコフ・コンツェルン (Kalashnikov Concern) が、ロシア国防省による新型ピストルの試験を今年度末までに終え、来年度に生産開始へ移行する計画にあることを発表した。
Photo: Lebedev pistol (PL-14) / Rostec
カラシニコフ・コンツェルンの最高経営責任者 (CEO) であるアレクセイ・クリボルチコ (Alexei Krivoruchko) 氏が、モスクワのこだま (Echo of Moscow) ラジオで明らかにしたもので、新型ピストルは「レベデフ・ピストル (Lebedev Pistol) 」こと「PL-14」を指している。
ロステックのプレスリリースによると、PL-14 の主要な特徴は以下の通り。
* caliber – 9х19 mm,
* length – 220 mm,
* height – 136 mm,
* thickness – 28 mm,
* barrel length – 127 mm,
* magazine capacity – 15 rounds,
* empty weight – 0.8 kg,
* weight with loaded magazine – 0.99 kg
クリボルチコ氏はラジオ番組の中で、「我々は現在、国防省の利益の為に技術仕様書に則ったフレームワークの真っ最中にあり、計画では今年中にも終える予定をしている」「我々は来年度に生産されることを期待している」と発言。
また、クリボルチコ氏は「我が国防省が PL-14 の新規顧客になる」とも言及している。
PL-14 は、2015 年 6 月にロシアで開催された国際軍事技術フォーラム「Army-2015」の席で、その試作モデルが初公開されている。射手の利き手の左右に関係なく操作できることなど、人間工学に基づき設計されており、法執行機関当局やピストル射撃のアスリートなどがそのコンセプト開発に携わっているとされる。
関連記事:
⇒カラシニコフ、新型ピストル「PL-14 (ПЛ-14) 」の試作モデルを Army-2015 で初公開
昨年の初披露当時、クリボルチコ氏は「PL-14 の持つ汎用性により、軍や法執行機関のサイドアームズとしてだけでなく、スポーツピストルにおける競技射撃などのシーンでも使用されることに期待している」とも述べていた。
また、クリボルチコ氏は「我が国防省が PL-14 の新規顧客になる」とも言及している。
PL-14 は、2015 年 6 月にロシアで開催された国際軍事技術フォーラム「Army-2015」の席で、その試作モデルが初公開されている。射手の利き手の左右に関係なく操作できることなど、人間工学に基づき設計されており、法執行機関当局やピストル射撃のアスリートなどがそのコンセプト開発に携わっているとされる。
関連記事:
⇒カラシニコフ、新型ピストル「PL-14 (ПЛ-14) 」の試作モデルを Army-2015 で初公開
昨年の初披露当時、クリボルチコ氏は「PL-14 の持つ汎用性により、軍や法執行機関のサイドアームズとしてだけでなく、スポーツピストルにおける競技射撃などのシーンでも使用されることに期待している」とも述べていた。
★この記事へのコメント
コメントを投稿する
★この記事をブックマーク/共有する
★新着情報をメールでチェック!
★Facebookでのコメント