米陸軍特殊部隊「グリーンベレー」も初参加!平成29年 第1空挺団 降下訓練始め

ネットのライブ配信もあり視聴していた人もいると思いますが、当日の様子をレポートします。
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このイベントでの空挺降下はC-1やC-130Hといった輸送機からのものがメイン。

またCH-47やUH-1といった回転翼機からの降下も行われました。

使用される落下傘は2種類。

12式空挺傘は操縦性に優れるM696M1(フランス製)。
一方の13式空挺傘は国産品(藤倉航装製)。空中接触時に傘体がつぶれにくく、輸送機からの両扉降下が可能となりました。
こちらは航空自衛隊のメディックの降下展示。

空自独自のデジタル・ピクセル迷彩を着用しています。
そして話題となっていた米陸軍・グリーンベレーのパラシュート降下も実施されました。


落下傘も自衛隊のものとは違いますね。
隊員は降下後に青と赤に別れた部隊による訓練展示を実施しました。

その後方ではUH-1からのリペリング降下が。


小銃小隊は89式やミニミを使用して攻撃を行います。

また低高度支援を行うUH-1には対人狙撃銃を装備する狙撃班を搭載。

このように訓練展示も無事に終了し、平成29年の降下訓練始めは終了しました。
今回は地上車両が極めて少なく、10式戦車や軽装甲機動車などの参加はありませんでした。また、ヘリの飛行展示も例年に比べて控え目だった印象も拭えません。
とはいえ、実際の空挺降下が目の前で見られるとあって、多くの観客で賑わいました(来場者数10,000人との発表あり)。

Text & Photo: 乾宗一郎
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