米海兵隊「マリタイム・レイド・フォース(MRF)」による近接戦術コースの訓練映像
7日、米ノースカロライナ州キャンプ・ルジューンで、第26海兵遠征部隊(26th MEU: 26th Marine Expeditionary Unit)の「海洋急襲部隊(MRF: Maritime Raid Force)」による、夜間を想定した近接戦術(CQT: Close Quarters Tactics)コースのリハーサル訓練がおこなわれた。
MRFでは、近接戦闘環境下における戦術・戦技を一定以上に保つことを目的として、こうした訓練を欠かさずおこなっている。
U.S. Marine Corps photo by Lance Cpl. Alexis C. Schneider
U.S. Marine Corps photo by Lance Cpl. Alexis C. Schneider
MEUは、「危機対応」を専門としており、①司令部要素(CE: Command Element)、②地上戦闘要素(GCE: Ground combat element)、③航空戦闘要素(ACE: Aviation Combat Element)、④兵站戦闘要素(LCE: Logistics Combat Element)と、4つの部門から成るおよそ2,200名の兵力を擁している。海兵隊の中には、こうしたMEUが7個存在している。
そしてMRFは、MEUの一部であり、MEUが展開する上での最小タスクフォースとして機能している。MRFは、①武装偵察(フォース・リーコン)チーム、②水陸両用偵察チーム、③大隊上陸セキュリティーチームと、3つの要素から構成されており、時間的制約のあるターゲットに対して襲撃を仕掛けることに特化している。
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