シリア北部でブルパップ化したPKM機関銃を持つ武装勢力が目撃される

海外軍事 エアソフト・サバゲー・実銃・アウトドア関連 Comments(0)
シリア北部でブルパップ化したPKM機関銃を持つ武装勢力が目撃される
普通のピックアップトラックに鉄板を溶接して作り上げた自作装甲車や、ゲームコントローラーで操作する遠隔操作式機関銃など、戦場では時にユニークな改造を施された兵器を見かけることがある。今度は無理やりブルパップ化したPKM機関銃が目撃された。

参考:PSコントローラーで射撃、シリア反体制派の錆びた自作装甲車輌 - ミリブロNews
シリアの武装勢力がプレステのコントローラーを使った遠隔操作式の機関銃ロボットを投入 - ミリブロNews

写真に写っているのはチェチェンからトルコに脱出したイスラム原理主義者達の「Anjad al-Kavkaz(コーカサスの戦士たち)」のメンバーであるという。彼らはチェチェンの独立とイスラム国家の樹立を目的として、世界各地で闘争に参加している。シリア北部でも専門的な訓練を受けているといわれている。
問題のPKMはこちら。ハンドガードが追加されフォアグリップが装着されている。レシーバー上にはElcan社の製品のような光学機器が乗っている。

写真に写っているPKMはおそらくこちらの発展型のPKPペチェネグをさらにブルパップ化したものと思われる。
シリア北部でブルパップ化したPKM機関銃を持つ武装勢力が目撃される
Photo from Wikipedia

ブルパップ型はプロトタイプで何タイプか存在しているようだ。自前の改造でブルパップしたとは考えにくく、どこからこうした火器を入手しているのか気になるところだ。
シリア北部でブルパップ化したPKM機関銃を持つ武装勢力が目撃される
Photo from The Firearm Blog

同グループの構成員達。潤沢な補給をうけていることが伺える装備。右側の兵士はNoveske社のロゴのようなものが刻印されたARクローンを持っている。

Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201709
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。


同じカテゴリー(海外軍事)の記事画像
DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは?
【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ?
ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは
アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か
ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始
ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム
同じカテゴリー(海外軍事)の記事
 DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは? (2022-06-07 14:29)
 【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ? (2022-05-05 19:21)
 ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは (2022-04-08 16:46)
 アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か (2022-03-26 13:10)
 ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始 (2021-08-08 11:54)
 ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム (2021-08-06 16:57)
この記事へのコメント
コメントを投稿する

この記事をブックマーク/共有する

この記事をはてなブックマークに追加

新着情報をメールでチェック!

ミリブロNewsの新着エントリーをメールでお届け!メールアドレスを入力するだけで簡単にご登録を頂けます!

[入力例] example@militaryblog.jp
登録の解除は →こちら

PageTop