銃砲店を専門的に狙う窃盗団の存在を背景に、南北カロライナ両州で1,000挺以上の銃火器が盗難

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銃砲店を専門的に狙う窃盗団の存在を背景に、南北カロライナ両州で1,000挺以上の銃火器が盗難
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米国の南北カロライナ両州では2017会計年度において、実に1,000挺もの銃火器が盗まれていたことが「アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局(ATF: Bureau of Alcohol, Tobacco, Firearms and Explosives)」の調査報告書によって明らかとなった。ノースカロライナ州最大都市シャーロットを中心に、両州は現在、銃砲店からの窃盗件数が全米最悪として汚名を轟かせている。

ATFによると2017会計年度は、60店舗の銃砲店が襲撃されており、その結果1,032挺の銃火器が盗難の被害に遭ったとし、その内の201挺については後に回収されたとしている。
銃砲店を専門的に狙う窃盗団の存在を背景に、南北カロライナ両州で1,000挺以上の銃火器が盗難
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こうした深刻な状況のその背景には、銃火器ばかりを狙った悪名高き窃盗団の存在が浮かび上がっていた。銃砲店へ侵入する際に、「噴射式火炎放射器(ブロートーチ)」を多用していたことからATF捜査官の間で「ブロートーチクルー」と呼ばれていたこの窃盗団。ATFによれば、14軒の銃砲店に侵入し、340挺を盗み出していたとのこと。その後、87挺については回収されている。

ATFの懸命な追跡の結果、主犯格とみられている27歳の男の身柄が拘束され、10年の刑務所行きが言い渡されている。

取り調べの中で一味は、盗んだ銃火器を別の犯罪者集団に売りさばいていたことが分かっている。中には、メンバーの盗んだ銃が、ワシントンD.C.で発生した殺人事件において使用されていた事例も確認されている。

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