ドイツ・ベルリン警察 H&K社のVP9を制式拳銃に採用 シグ社のP6をリプレイス
ドイツのベルリン警察が制式拳銃として新たにH&K社の9mm口径拳銃VP9を「SFP9 TR」として採用し、37年に渡って使用してきたシグ社のP6(P225の制式名。P220のコンパクト版)をリプレイスする。2018年1月から月に2,000挺、合計24,000挺を調達する。同時に私服警官など向けにサブコンパクト版である「SFP9 SK」を450挺調達する。
Photo from Berlin Polizei
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「SFP9」は「ストライカーファイアのP9」の意。 「TR」は「技術ガイドライン適合」を指す。警察向けにトリガープルがやや重たい30-35Nに調整されている。アメリカでは「VP9」の名称で売られている拳銃だが、ヨーロッパでは既にB&T社が獣医用ピストル(Veterinary Pistol)として同名の製品を販売しているためこれを避けたようだ。
「SFP9 TR」。H&K社としては初めてとなるモダンなストライカーファイア式拳銃「VP9」をベースとしている。
「SFP9 SK」。フレーム・グリップ長とも短縮したサブコンパクト版。
「SFP9」はバレル長やトリガープル以外にもマニュアルセイフティの有無やマガジンリリースのレバー/ボタンの違いなど色々パターンが用意されている。こうしたレバー類は左右いずれからでも操作できる他、既存のH&K P30の弾倉が流用できるなど汎用性の高い拳銃である。
Source: Neue Dienstpistole: Berliner Polizei erhält H&K SFP9 TR | SEK-Einsatz.de
Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201712
「SFP9 TR」。H&K社としては初めてとなるモダンなストライカーファイア式拳銃「VP9」をベースとしている。
Photo from H&K
「SFP9 SK」。フレーム・グリップ長とも短縮したサブコンパクト版。
Photo from H&K
「SFP9」はバレル長やトリガープル以外にもマニュアルセイフティの有無やマガジンリリースのレバー/ボタンの違いなど色々パターンが用意されている。こうしたレバー類は左右いずれからでも操作できる他、既存のH&K P30の弾倉が流用できるなど汎用性の高い拳銃である。
Photo from H&K
Source: Neue Dienstpistole: Berliner Polizei erhält H&K SFP9 TR | SEK-Einsatz.de
Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201712
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。
★この記事へのコメント
古くからあるストライカー式をモダンというのは違和感。単にセールスの面で成功してるグロックを各社が真似してるから最近主流になりつつあるだけの話。
Posted by
名無し
|
at 2021年05月21日 15:44
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