「ドイツ第3帝国生まれのコルト・ガバメント」がコレクターの間で話題に

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「ドイツ第3帝国生まれのコルト・ガバメント」がコレクターの間で話題に
Photo from Legacy Collectibles
60年代、9mm弾の評価は定まっていなかったようで、アメリカの保守的な銃器雑誌ではドイツ生まれの9mmパラベラム弾を「ナチの弾」と揶揄する表現があった。彼らにとってオートマチック拳銃とは.45口径を使うメイド・イン・アメリカのコルト・1911A1だったが、その「1911」の中には「ナチ」たるドイツ第3帝国生まれのものも存在する。
今回、6850ドル(約73万円)で売りに出されている「1911」は1945年製のコングスベルグ・コルト・モデル1914である。ノルウェーのコングスベルグ社がコルトのライセンスを受け、ノルウェー軍向けに生産していたものだが、ポーランドの「ラドム」と同様、占領軍であるドイツ軍の小火器として使用されたものである。

参考:第二次世界大戦中のポーランドの傑作拳銃「ラドム」が再生産開始 - ミリブロNews

ワシのマークや.45口径であることを表す「11.25m/m」、プルーフマークの王冠などが打刻されたスライド。
「ドイツ第3帝国生まれのコルト・ガバメント」がコレクターの間で話題に
Photo from Legacy Collectibles

ドイツ軍の小火器であることを表すワシのマークが打刻された個体の生産量は1000丁以下と言われており、現存しているのは30丁とも50丁とも言われている。

Source: Rare Nazi Norwegian Kongsberg 1914 | Legacy Collectibles

Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201803
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。


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