第二次世界大戦中のポーランドの傑作拳銃「ラドム」が再生産開始
第2次世界大戦を通じて生産され、ポーランドの拳銃の代名詞である「ラドム」ことwz.35 VISが再生産される。
Photo from Polska Grupa Zbrojeniowa (PGZ) SA
「ラドム」ことFBラドム(ラドム兵器工場)社のwz.35 VISは、9×19mm口径のシングルアクション拳銃。ピオトール・ヴィルニエブツィックと、ヤン・スコルツィピンスキー、2人の技師が設計したこの拳銃は、ジョン・ブローニングのコルトM1911やFN・ハイパワーの影響を大きく受けている。基本的なメカはこれらを踏襲したものであり、さらにデコッキングレバーの装備による安全性の向上をはじめ随所に改善が施されている。
1939年、ドイツのポーランド侵攻前にはポーランド軍用として約4万9千丁、侵攻後はドイツ軍向けのP35(p)として約30万丁が生産されたが戦後は生産されなかった。その後1997年に残存パーツを利用して25丁が、2015年に創業90周年を記念して50丁が再生産されたのみとなっている。
新版「ラドム」は、製造法の変化に伴って内部構造が僅かに変更されているが外見はオリジナルのまま。価格は4000ズウォティ(約13万円)以下になるという。
Source: Vis na rynku od 2018 - MILMAG - The Military Magazine
Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201801
新版「ラドム」は、製造法の変化に伴って内部構造が僅かに変更されているが外見はオリジナルのまま。価格は4000ズウォティ(約13万円)以下になるという。
Source: Vis na rynku od 2018 - MILMAG - The Military Magazine
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Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。
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