FNアメリカ社が海軍クレーン局(NSWC-CD)のとりまとめる軽機関銃『MK46』『MK48』の生産契約を獲得
米国防総省は先月31日、サウスカロライナ州コロンビアの「FNアメリカ」社との間において、軽機関銃『MK46』および『MK48』の生産に関する契約を交わしたと明かした。
Photo from Naval Special Warfare Command (NSWC)
インディアナ州の海軍海上戦闘センター・クレーン局(NSWC-CD: Naval Surface Warfare Center Crane Division)がとりまとめた今回の契約は、確定価格・数量未定(FFP/IDIQ)の下で結ばれ、予備部品の供給や技術サービスも含めて1,345万ドル(=約14.9億円)の案件となっている。
なお係る作業については、サウスカロライナ州コロンビアで85%、ベルギー・ハースタルで15%の比率を請け負うとし、2023年8月までに完納することが示されている。
なお係る作業については、サウスカロライナ州コロンビアで85%、ベルギー・ハースタルで15%の比率を請け負うとし、2023年8月までに完納することが示されている。
MK46は、FN(Fabrique Nationale)製5.56mm機関銃「ミニミ(MINIMI)」の「特殊用途火器(SPW: Special Purpose Weapon)」となるバリエーションモデル。米軍特殊部隊の要求に応えた軽量・コンパクトな設計となり、ベルト給弾式、取り換え式バレル、軽量チタン製バイポッド、拡張性を高めたピカティニー規格レイル装備などに特徴を持つ。
Photo: FN MK 46 MOD 1
一方のMK48は、こちらも同じく特殊部隊の要求に応えて開発されたもので、7.62mm弾仕様となっている。MK46では力不足を感じるような長距離で貫通力が要求されるシーンでの補完的な位置付けとなっている。
Photo: FN MK 48 MOD 1
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