AMゼネラルが能力向上を図った次世代ハンビー(HMMWV)『NXT 360』を発表
フランス・パリで開催中の国際軍事見本市「ユーロサトリ―2018」において、米自動車メーカーのAMゼネラル社が、米軍をはじめ世界各国で長年に渡り運用されてきたワークホース「ハンビー(HMMWV: High Mobility Multipurpose Wheeled Vehicle)」をベースとする新型の軽戦術車輌『NXT 360』を発表した。
Photo from AM General
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NXT 360は、M1151のプラットフォームを利用して生存性、オフロードでの機動力、積載能力の向上策が講じられた次世代改良版。フロント部分に取り付けられた大型のブルバーとボンネット、ホイール&タイヤが外観上で目を引き、電子制御式の「P400エンジン」を搭載。6.5L V8ターボチャージャーで250馬力を生み出しており、これまでの公称値である190馬力から60馬力のアップとなっている。
この他、「爆破対策に専用のシートとマットを装備」「AK小銃の被弾にも耐えられるB7レベルの防弾ガラスに引き上げ」「燃費が15%向上」「加速性能は20%アップ」「最高速度がプラス毎時40キロメートル」「最低地上高が175ミリメートルアップ」している等が伝えられている。
AMゼネラルによると、「ハンビーの需要は引き続き中東・南米諸国を中心に強い引き合いがある」としている。
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