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「精確な射撃ができない」ドイツ・ベルリン警察が新制式拳銃『SFP9』×1,300挺をH&K社に返送

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Photo from Berlin Polizei
This photo is for illustration purposes only.
重大な欠陥が見つかったことからメーカー回収となったドイツ「ヘッケラーアンドコッホ(H&K: Heckler and Koch)」社の警察向けピストル『SFP9』。国内の地方紙各紙はその続報として、ベルリン警察がH&K社に対して送り返していると報じている。

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Photo from H&K
HK社は警察向けSFP9×24,000挺を受注し、その第一陣となる1,337挺をベルリン警察に納品を始めた。
しかし今週はじめ、精確な実証試験内容については未確認ながらも、「警察労働組合(GdP: Gewerkschaft der Polizei)」がベルリン警察に対して「メーカーから再度修理済として送られてきた製品を使っても、正確な着弾点を設定するのに60発以上の弾を必要としている」との報告をまとめている。
これを受けてベルリン警察は、「射撃精度に関わる問題が未だにぬぐい切れていない」「この問題は初めて起きたものではないはずだ」と語気を強めている。

新制式ピストルとしてSFP9の調達を決めたのは、国内16州の内、①ベルリン、②バイエルン州、③ブランデンブルク州、④ニーダーザクセン州、⑤メクレンブルク=フォアポンメルン州、⑥ザクセン州と、全6州の警察機関で、その切り替え作業が順次がおこなわれていく予定だった。
なお、2017年初めに⑤の州都シュヴェリーンの内務省が、SFP9の品質面について疑問を呈していたことが明らかとなっている。

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